10月20日午前、山東省マイクロ・ナノセンシング製造業イノベーションセンター産業基地と海洋機器工学技術産業園プロジェクトの着工式は、煙台市黄渤海新区の環磁山国際技術研究回廊で行われた。煙台市人民代表大会常務委員会主任の朱秀祥氏が出席してプロジェクトの着工を発表し、煙台市委員会常務委員、副市長、開発区工作委員会書記、管理委員会主任の牟樹青氏がスピーチを行った。

今回着工した山東省マイクロ・ナノセンシング製造業イノベーションセンター産業基地と海洋機器工学技術産業園プロジェクトは、環磁山国際技術研究回廊の重点プロジェクトであり、主に山東省マイクロ・ナノセンシング製造業イノベーションセンターと海洋機器工学技術産業園が建設される。

その中で、山東省マイクロ・ナノセンシング製造業イノベーションセンターは、マイクロ・ナノ製造分野における唯一の省レベルの製造業イノベーションセンターであり、中国工程院院士2名が主導・開発した「500Pa微圧センサー」など技術成果で輸入品の代替を実現し、医療用微差圧センサーチップ、ジルコニア酸素センサーコア、グラフェン系ガスセンサーチップなどの技術水準は国内をリードしている。これにより、マイクロナノ製造産業の北部高地が煙台市黄渤海新区で構築される。海洋機器工学技術産業園プロジェクトは、国内で最も先進的な有人潜水システムと生命維持システムを備えており、主に海洋工学、水中システムと運用、潜水と救助、軍用与圧キャビン、シールドマシン関連製品などの機器の研究開発と製造、および海洋工学モジュールのハイエンド設計と開発を展開し、海洋機器工学技術産業が集積する新たな高地を精力的に構築する。